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HRアセスメント診断にまつわるあれこれ

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社長の秘書選び

ある中小企業の社長からの依頼です
長きにわたり、秘書を務めた人材が退職するにあたり
次の候補を面接採用することになりました。
少ない組織だからこそ、社長の右腕となる秘書

社長は3代目の父親からの継承後、これから自分の組織をつくるためにも
よい機会としていました。

そこで、HRパーソナル診断の出番です。
10名の応募から面接は6名。その中から現実的に可能な3名を絞りました。
どの方も適任ですが、あとは相性と風土をチェックしながら決めました。
この診断がなければ、おそらくBさん、Cさんを選ぶと思います。
明るく、にこやかで感じのよい人です。Bさんアナウンサーみたいにテンション高めですが・・・

まずは、Aさん、Cさんが残りました。
事務所の背景としては、社長の事務所(本社)は社長と2人きり、業者やお客さんはくるのですが基本一人で留守番することが多いのです。その場合の決めては交流性です。1人の時間を心地よく感じるか、さみしいと感じるか。
そうなるとAさんですね。
また、表出性の高さは、接客や女性が多い職場ではよいのですが、社長が心地よく過ごせるのはAさんの冷静さ。そのあたりも含めAさんとなりました。

結果としてはAさんを選びました。
社長に合うかどうか、この企業の風土にあうかどうかが大事だからです。
ポイント1
交流性の低さ。社長の一人でももくもくと作業をしているのを邪魔をせず自然な対応ができる
事務所内には、社員はいない。他の営業所で司令塔的な場所。常に1人もしくは2人。ときに取引先が来る。
ポイント2
表出性の低さ。冷静で落着きがある。感情的な明るい接客より落着きのあるおもてなしができる。
ポイント3
共感性・尊重性の高さ。社長のわがままを上手にあしらえる(笑)

結果今は5年も続き、今も本当に社長との相性も抜群で縁の下のサポート役として支えて継続中です。

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